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大半の人はこの日記のタイトルに「ドリカム?」と思った筈です。 しかし実際はドリカムとは全然関係はなくて、 今から16年前、平成3年に発売された 「ホンダNSX」のカタログに書かれていたコピーです。 僕の生まれは埼玉県の上尾市という、埼玉県の有名な地名の 川越と大宮の間にある人口20万人程の市です。 その中でも上尾市平方という駅からはバスで20分程かかる、 近所にある店は中華料理屋、酒屋、郵便局、小さな商店程度しかなく 繁華街、大きなスーパーなどに行く場合には必ず車が 必要になる所に実家がありました。 父親は塗装、看板業を営んでいて、家を塗ったり看板を立てるのが お仕事なわけですが、当然仕事にも車で行くわけです。 母親は専業主婦でしたが、買い物等でやはり車を利用します。 (僕が幼稚園低学年の頃までは原付でしたが) というわけで生活には車が必須の生活だったわけです。 父親の愛読書は「将棋世界」と「カーセンサー」でした。 父親の趣味は「車」と「テニス」でした。 そんな父親のDNAを受け継いでいるのか、 こんな話を母方のお婆ちゃんから聞いた事があります。 僕の記憶の片隅にも残っていないのですが 2歳の頃、家族でグアムに旅行に行ったそうです。 僕も行ったそうです(2歳未満は旅費がタダだったから)。 その時に僕がビートルを発見したらしいのですが お婆ちゃんに「ワーゲン、ワーゲン」と言ったらしいです。 その事をお婆ちゃんは良く覚えていたらしく 僕が小学生の頃にその話をしてくれた記憶があります。 2歳で車の名前を偶々ワーゲンしか知らなかった可能性も あるのですが、識別して言っていたのなら自分でも 大した者だなあと思います(実際にはワーゲンではなくビートルですが)。 そんな話を聞いた小学生の頃の僕はタミヤから出ている 1/24の車のプラモデルを組み立てるのが好きでした。 当時で大体1200円~1500円の物でしたからそうしょっちゅう 買って貰える筈もなく、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントに ねだって買ってもらっていました。 その頃、ホンダから先の「ホンダNSX」という車が発表されました。 日本車としてはその頃で1,2を争う価格帯での登場、 フェラーリやポルシェと張り合える程のデザイン、性能。 NSXが登場した頃は日本のスポーツカー全盛期の時代。 R32GT-R、Z32フェアレディ、A80スープラ、 FD3SRX-7、ユーノスロードスター、シルビア、セリカ。 今では信じられないかもしれませんが、その頃はバブル全盛期であり スポーツカーが売れに売れていました。 NSXに至っては販売価格800万強の車がプレミア価格がついて 1300万で中古ディーラーで販売されたりしていました。 (新車での購入に納期が1年以上かかる為) そのNSXのカタログを父親がディーラーからもらってきました。 それを見た時に僕は大きな衝撃を受け、 初めて自分で車を買いたいと思った瞬間でした。 当然、当時は自分で稼いだりしていませんでしたが、 NSXの価格表を見たり、オプションパーツ表を見たりしながら 大体の購入金額を割り出し、どれ程お金を貯めればこの車を買えるのか、 小学生の僕は本気で計算していました。 それから15年、僕は初めて自分の車を買いました。 買った車はホンダの車ではありませんでした。 NSXを初めて見た頃から、インテR最終型が出るまで 僕は初めて買う車はホンダの車にしようと決めていました。 でも実際は違っていました。 何故ならNSXで感じた「ホンダDNA」という物を 最近のホンダ車にまったく受け継がれていないからです。 自分の中では、セナが亡くなって、本田宗一郎が亡くなってから、 ホンダは変わってしまったと思っています。 僕が選んだ車は国産車ではありませんでした。 しかしその車には今のホンダ以上に「ホンダDNA」を感じます。 そのメーカーはマーケティングも車に対する想いも 今のホンダとは比べ物にならないほど、素晴らしいものです。 そして今、また車が欲しくなっています。 997です。 あまり現実的ではありませんが、それが今の僕の夢です。 「our dreams come true」 父親は夢を叶えて、最近NSXを手に入れていました。 僕も夢を叶えたいと思います。
by e_talking
| 2006-06-27 22:24
| 雑記(クルマ)
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